第22回 日韓・韓日 フォーラム in 九州 2014年8月7日-9日

開会の様子

第22回日韓フォーラムは、2014年8月7日から9日にかけて、「日韓フォーラムin九州」として福岡市で開催された。日韓両国の政界、経済界、学界、言論界などから61名が参加したのに加え、開催地福岡をはじめ九州全域のリーダーが多数参加した。
初日の8月7日には、歓迎レセプションを歓迎実行委員会主催（主幹はＡＩＥ地域企業連合会九州連携機構）で開催し、九州全域から多数の方々が歓迎のために集まり、日本の古典芸能、狂言の上演も交えながら日韓両国の出席者の交流も活発に行われた。会議参加者も含め出席者は約600名の盛大な会となった。
また、日韓フォーラムはこれまで、率直な意見交換の場とするために非公開で行われてきたが、今回は一部のセッションがメディアに公開された。

フォーラム期間中は、「両国の国内政治の現状と展望」、「北東アジアの情勢と米国の役割」、「東アジアの地域経済と日韓協力」、「日韓両国の国民感情の悪化-世論の変化とメディア」、「総合討論：日韓国交正常化50年をどう迎えるか」、韓国との交流が盛んな福岡での開催に因んで、「日韓の地域間交流がひらく未来-福岡・釜山を事例に」といったテーマについて、幅広く議論された。最終日には、3日間の討論を踏まえての提案が盛り込まれた、「福岡声明」を採択、発表し閉会となった。